執着心が強い

Posted by ウキウキ♪ - 7月 19th, 2014

遠馬の父親の円(まどか・光石研)は、女を殴らないと興奮しない色欲過剰なろくでなしのサディストであり、遠馬の母親の仁子(田中裕子)も散々に 殴られた果てに離婚していた。

最近、一緒に暮らし始めた若い愛人の琴子(篠原友希子)も円から性交の度に殴られたり首を絞められたりしているが、母と愛人 を殴る父親を見て育った17歳の遠馬は、『円の血筋の呪縛』によって『自分も女を殴って喜ぶクズな男』になるのではないかという自己否定の恐怖心を抱えて いた。

戦争で片腕を失って特製義手で魚屋を営んでいる仁子は、息子の遠馬に対して、『初めて殴られた時は殺そうと思った。なんで殺せんやったんか』『円 は自分の血を残そういう執着心が強いけ、妊娠した時だけは殴らん』『あいつの血を継ぐのはお前だけで十分やけ、二人目は引っ掻きだしてやった』『あいつみ たいな目をしとうね(殴ったんやなかろうね)』などと語りかけ、元夫の円に対する怨恨・呪詛とその血の汚れを、遠馬に洗脳するかのようにブツブツと呟いて いる。

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