民間雇用の年齢制限

Posted by ウキウキ♪ - 7月 17th, 2014

何度失敗してもチャレンジできる社会を強調するのは、市場経済における自由競争の激化によって何度も失敗する人の増大を前提としているからであるが、

恐らく、民間雇用の年齢制限を撤廃するとか中途採用の給与格差を低減するとかいった対策しか打ち出すことは出来ないだろう。

不安定雇用と低賃金を前提とした再チャレンジ社会の構想は、一部の経営陣や投資家に大きな利益をもたらすが、一般の会社員やアルバイトにもたらす恩恵は「失った職と同程度の賃金を得られる職に就ける確率がアップする」というだけかもしれない。

また、「公務員の中途採用枠の拡大や年齢枠の上昇」という対案も出されているが、安倍晋三は「小さな国家」を目指した小泉首相の構造改革路線に賛同しているのだから、官公庁の人員や権限を増大させる方向に舵を取ると政策の一貫性に疑念が出てくる。

自民党政権が行う税制改革では、税金の直間比率を、必ず間接税が直接税を上回るように改革してくるはずだが、安倍晋三の提起する再チャレンジ社会や雇用政策では、平均所得以下の経済階層の生活実感が回復することはないだろう。

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